第四回World Social Science Forum参加報告

2018年10月 2日

9月27日、福岡国際会議場にて開催されていた第四回World Social Science Forum(WSSF)に危機対応学国際班のメンバーが参加しました。

WSSFはInternational Social Science Councilの旗振りで3年に1度開催されている、世界最大規模の社会科学系国際会議です。会議は9月25日から28日の4日間開かれ、アジアでの開催は今回初となります。

今回は『持続可能な未来のための生存・安全の確保』がメインテーマで、多くのパネルとポスターセッションが組まれ、本プロジェクトでは、「アジア太平洋における国際危機」というテーマで、1つのビデオプレゼンテーションを含む5つの報告を行いました。その後フロアからも質問が複数出され、活発な議論が行われました。


司会の中村尚史先生(社会科学研究所)


趣旨説明(保城広至・社会科学研究所)


Annelise Riles先生(Northwestern University, USA)のビデオプレゼンテーション。
タイトルは" Crisis thinking and Collaboration"


丸川知雄先生(社会科学研究所)の研究報告。
タイトルは" Is China the Troublemaker?--Rare earth and Fishery crises in Japan"


岡部恭宜先生(東北大学)の研究報告。
タイトルは" Two financial crises in East Asia: Origins, resilience, and vulnerability"


保城の研究報告。
タイトルは" Militarized Interstate Disputes: what we know and what remains to be understood"


曺良鉉先生(國立外交院外交安保硏究所、韓国)の研究報告。
タイトルは" International Crisis and Korea-Japan Relations: International Crisis as a Catalyst of Bilateral Relations and Regional Cooperation"


David Leheny先生 (早稲田大学)の討論。


フロアからの質問および討論。

(文責 保城)