研究
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- 仲修平『岐路に立つ自営業 』
所員の著書
仲修平(著)『岐路に立つ自営業 専門職の拡大と行方 』
(勁草書房, 2018年11月)
2018.11.27更新
序 章 日本の自営業を読み解く
自営専門職に着目する意図
- 姿を変えて日常に見え隠れする自営業
- 本書における自営業の定義
- 統計データから見る日本の自営業
- 自営業,とりわけ自営専門職に着目する現代的意義
- 本書の構成
第1章 自営業の見方・測り方
社会階層研究の蓄積と残された研究課題
- 自営業の認識をめぐる問題
- 諸外国の研究動向
- 日本の研究動向
- 本書の検討課題──職業移動/職業構成/職業経歴/所得
補論2 統計データから見る自営業比率・失業率・雇用保護指数
第2章 自営業への/からの移動
失業率との関係に着目して
- 問題の所在──自営業は失業の受け皿になりうるのか
- 方法
- 分析結果
- 失業の受け皿とはなりえない日本の自営業
第3章 自営業の職業構成の趨勢
職業構造の変動を考慮して
- 問題の所在──自営業の職業構成は専門的・技術的職業へと移行しているのか
- 方法
- 分析結果
- 専門職化する自営業
第4章 自営専門職の職業経歴
職歴パターンとその条件の探索
- 問題の所在
──自営専門職を経験する人びとの職業経歴の特徴は何か - 方法
- 分析結果
- 複線的なルートを持つ自営専門職
第5章 自営業の所得構造とその推移
職業間の比較
- 問題の所在──自営専門職は非専門職に比べて稼げるようになっているのか
- データと変数
- 分析結果
- 自営専門職の内部に生じる所得格差
第6章 自営専門職の所得格差
従業上の地位間の比較
- 問題の所在──自営専門職は常時雇用専門職に比べて稼げるのか
- 方法
- 分析結果
- 自営専門職の両義的な所得構造
終 章 結論と今後の課題
自営専門職から見る働き方の未来
- 各章の要約
- 本書の目的に対する結論
- 専門的職業における自営業という働き方
- 社会階層研究に対する貢献
- 今後の課題と展望
- おわりに