『危機対応学―明日の災害に備えるために』東大社研・玄田有史・有田伸編
『危機対応学―明日の災害に備えるために』(勁草書房 外部リンク→) 将来の大規模な自然災害に対応できないのはナゼ?独自の綿密なアンケート調査をもとに、そのメカニズムを社会科学から解き明かす。
<内容紹介> 「本書全般を読んでいただければ、自然災害に対する個別の意識、行動、価値観などが、集団としての社会固有の構造と密接不可分なかたちで結び付いていることを深く理解頂けると思う。」<序章 危機対応学とその調査について>より |
章構成
- 序 章 危機対応学とその調査について 玄田有史・有田伸
第Ⅰ部 個人・家族の備えと意識
第Ⅱ部 危機をめぐる社会構造
- 第四章 防災対策が「わからない」――認知度から知る社会構造 飯田高
(補図表へのリンク) - 第五章 居住と愛着――「暮らし続けたい」を決めるもの 鈴木恭子
(補図表へのリンク) - 第六章 孤立と信頼――平時と災害時の関連性 石田賢示
(補図表へのリンク) - 第七章 限られた物資をどう配るか?――危機時の配分という課題 有田伸
(補図表へのリンク) - 終 章 本書が示唆するもの 玄田有史・有田伸
- 「将来に向けた防災意識・行動・価値観調査」調査票