研究
第12回社研シンポジウム
20世紀日本の農村社会の研究——生活と文化の視点から——
2000年12月14日 〜 16日 於:オックスフォード大学ニッサン・インステイテユート
目的と内容
2000年12月14−16日、オックスフォード大学ニッサン・インステイテユートで開催された。同年3月に東京大学で開催された第10回社研シンポジウムの続編に当たり、その際の議論を拡張・発展させたものである。
シンポジウムの構成
[第一部] 20世紀全体を見通して
Ann Waswo ( Oxford University )
Introduction
西田美昭(東京大学)
「20世紀における日本農村・農民生活の変化」
大門正克(都留文化大学)
「近代日本の農村女性——1930年代—1990年代」
[第二部] 戦前日本の農村
筒井正夫(滋賀大学)
「地方改良運動と農民」
Kerry Smith ( Brown University )
Building the Model Village: Rural Revitalization and the Great Depression
Sandra Wilson ( Murdoch University )
Alternative Visions: Manchuria in the Japanese Immigration, 1931-33
森武麿(一橋大学)
「戦時下日本農村と植民地——満州移民を中心にーー」
[第三部] 戦後日本の農村
John Knight ( Queen's University of Belfast )
The Environmental Village? Organic Farming Settlers in Kumano
Raymond A. Jussaume Jr (Washington State University)
Part-Time Farming and the Evolution of Japan's Post-WWⅡ Structure of Agriculture
岩本純明(東京大学)
「イエとムラの『土地慣行』・『土地規範』——戦後の変容過程を中心にーー」
加瀬和俊(東京大学)
「戦後日本における農業土木事業の展開と農民生活・農民意識」
コメント
中嶋康博(東京大学、レデイング大学滞在中)
Hui-yu Ts'ai ( 台湾中央研究院)
Penelope Gillian Francks ( University of Leeds )