東京大学社会科学研究所

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所長コラム

所長コラム 2024/7/5

「シェイクン」ご紹介

社研マスコット「シェイクン」

早くも7月になりました。梅雨入りし、不順な天候も続いています。どうぞ体調を崩されず、健やかにお過ごしください。研究所としても、大雨などへの対策を十分に講じていきたいと思います。

本日は、社研の新たなマスコット「シェイクン」をご紹介したいと思います。「シェイクン」は犬です(たぶん)。よく海外で社研は「SHAKEN」と呼ばれますが、「SHAKEN」を英語として発音すれば、「シェイクン」になります(揺さぶられるのでしょうか)。

昨年度、所内でプロジェクトチームが組まれ、メンバーがアイディアを持ち寄って誕生したのが「シェイクン」です。正面から見ると耳が緑で胴の長い犬に、横から見ると3色のお団子(だんご3兄弟?)に見えます。

4つの肉球には、「法」「社」「経」「政」と書かれています。言うまでもなく、社研を構成する法学、社会学、経済学、政治学という4つのディシプリンを意味します。この4つの学問を中心に、社会科学の幅広い総合知を追求するのが社研です。

それではなぜお団子なのでしょうか。社研を説明するとき、よく「3」という数字が用いられます。社研の研究活動は、(1)それぞれのスタッフの「専門分野基礎研究」、(2)複数の所員で行う「グループ共同研究」、(3)全所をあげて行う「全所的プロジェクト研究」から成り立っています。

それだけではありません。社研は「共同研究」を推進するだけでなく、SSJDA(附属社会調査・データアーカイブ研究センター)など「研究インフラの構築」や、パネル調査や地域調査などさまざまな「調査」も行っています。ここでもキーワードは「3」なのです。

社研は「4つのディシプリン」を基盤に、「3」に縁のある諸活動を行っています。その意味で、「シェイクン」はまさに社研の活動の理念を体現しているのです!

どうか「シェイクン」をよろしくお願いいたします。

宇野重規

        
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