東京大学社会科学研究所

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研究

 

研究会・セミナー案内 (今後の開催予定)

※研究会・セミナーの開催場所の詳細は、このページ下部の「主要開催場所」、あるいは各リンク先をご参照ください。

2018年

開催日時:4月24日(火)15:00~16:40
開催場所:センター会議室(赤門総合研究棟5F)
担当講師:大湾秀雄(早稲田大学)
タイトル: How do Inventors Respond to Financial Incentives? - Evidence from the 2001 Court Decision on Employee Inventions in Japan (Coauthored with Koichiro Onishi and Sadao Nagaoka)
報告要旨: Using a novel panel dataset of corporate inventors matched with their employers in Japan, we examine the effects of output-based financial incentives on corporate inventor’s performance. We exploit the 2001 court decision that discontinuously forced many firms to adopt or strengthen the financial incentives based on the commercial success of an invention. Our estimations that account for inventor heterogeneity reveal that such stronger financial incentive did not increase citation-weighted patent counts at the inventor level and significantly decreased the science-based patents. These results show that financial incentives based on the commercialization performance of an invention can be counter-productive means to enhance inventors’ performance, and that the compulsion of remuneration to employee-inventors in the article 35 of Japanese patent law could distort the efficiency of corporate R&D.

開催日時:5月8日(火)15:00~16:40
開催場所:センター会議室(赤門総合研究棟5F)
担当講師:大瀧雅之(社会科学研究所)
タイトル:貨幣経済の謎―ケインズは第二公準を捨てたのか?
報告要旨: ケインズ経済学は労働供給側の金銭的インセンティブ(古典派の第二公準)を捨象して成立するとするのが、従来の考え方である。しかし「一般理論」を注意深く読むと、事実はその逆で、ケインズはこの問題に対して十分配慮していたことがわかる。ここでは現代の進んだマクロ経済学の観点から、この問題をとらえなおす。そのうえで有効需要理論が成立するために本当に重要な要因は、貯蓄と投資の意思決定の分離であることが明らかにされる。  しかし宇沢教授による投資関数の定式化(トービンのq理論)は、この問題の解決とはならないことが同時に明らかにされる。そして最後に、この意思決定の分離を理論化するには、「欲求の二重符合の困難」が導入されねばならないこと、すなわち貨幣経済に固有の理論としてのみ有効需要の概念が成立することが、モデルによって明らかにされる。

主要開催場所

設備名 社研内配置
第一会議室 社会科学研究所1F
ミーティングルームB 社会科学研究所1F
センター会議室 赤門総合研究棟5F
センター作業室 赤門総合研究棟5F