危機対応学・釜石調査
危機対応研究センターの事業の一環として、2017-19年度に、震災とその前後の危機対応に焦点を当てた、釜石地域の総合地域調査を実施します。
東京大学社会科学研究所が2006-08年度に実施した釜石での総合地域調査(希望学・釜石調査)から10年がたち、また震災から5年がたちました。
そのため前回調査のフォローアップの総合地域調査を行いたいと考えています。さらに長い釜石調査の伝統を引き継ぐという意味でも、この調査は重要な意義を有しています。
今回のテーマは「危機対応」なのですが、希望学・釜石調査で考えた地域再生の論理が震災後にも適用可能なのか、それとも全く違った状況のもとで新たな仮説を構築すべきなのか、といった問題については、引き続き考えていきたいと思っています。