◆◇◆2009年度研究実績◆◇◆
研究テーマ別に複数の調査研究プロジェクトを設け、各プロジェクトについて、担当の委員が調査研究を進めた。2009年度の調査研究プロジェクト(今年度に活動や成果があったもの)の活動および刊行物としての成果は以下のとおり。なお、担当委員の肩書きは2010年3月31日現在のものである。
研究会・作業部会などの開催状況は活動状況をご参照。
1.日本の人材ビジネスの機能と構造に関する総合的研究
担当:堀田聰子(東京大学社会科学研究所特任准教授)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、今野浩一郎(学習院大学経済学部教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所特任准教授・法政大学経営学部准教授)、坂爪洋美(和光大学現代人間学部教授)、阿部正浩(獨協大学経済学部教授)
【活動】アンケート調査を実施。
【刊行物】
・ 資料シリーズNo.6として2010年3月に刊行。
2.派遣という働き方をつうじたキャリア形成
担当:松浦民恵(東京大学社会科学研究所特任研究員)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、木村琢磨(法政大学キャリアデザイン学部専任講師)、島貫智行(山梨学院大学現代ビジネス学部専任講師)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所特任准教授・法政大学経営学部准教授)、高橋康二(労働政策研究・研修機構研究員)、中道麻子(早稲田大学商学学術院総合研究所産業経営研究所助手)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所特任准教授)
【活動】アンケート調査を実施。
【刊行物】
・ 研究シリーズNo.14として2009年7月に刊行。
3.人材派遣業における営業職の人材育成
担当:木村琢磨(法政大学キャリアデザイン学部専任講師)、鹿生治行(高齢・障害者雇用支援機構)、山路崇正(東京大学大学院)
【活動】インタビュー調査を実施。
【刊行物】
・ 研究シリーズNo.17として2010年3月に刊行。
4.営業の仕事と人材活用
担当:松浦民恵(東京大学社会科学研究所特任研究員)
【活動】アンケート調査を実施。
【刊行物】
・ 資料シリーズNo.6として2010年3月に刊行。
5.コールセンターの人事管理
担当:仁田道夫(東京大学社会科学研究所教授)、前浦穂高(労働政策研究・研修機構研究員)、中道麻子(早稲田大学商学学術院総合研究所産業経営研究所助手)
【活動】分析ととりまとめ。
【刊行物】
・ 研究シリーズNo.16として2010年2月に刊行。
6.企業における人材確保の多様化と人材ビジネスの役割
担当:堀田聰子(東京大学社会科学研究所特任准教授)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)
【活動】分析ととりまとめ。
【刊行物】
・ 資料シリーズNo.6として2010年3月に刊行。
7.介護事業における多様な人材活用と人材ビジネス
担当:堀田聰子(東京大学社会科学研究所特任准教授)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、大木栄一(職業能力開発総合大学校准教授)
【活動】アンケート調査を実施。
【刊行物】
・ 資料シリーズNo.7として2010年3月に刊行。
8.これまでの研究成果のとりまとめ及び調査データの整理
担当:研究委員全員
【活動】書籍のとりまとめ。データの寄託作業の実施。
【刊行物】
・ 佐藤博樹・佐野嘉秀・堀田聰子編『実証研究 日本の人材ビジネス』を2010年3月に日本経済新聞出版社より刊行。
・ 計29本のアンケート調査個票データを東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターSSJデータアーカイブへ寄託。
・ 堀田聰子編・東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門「改正介護保険下でのヘルパーの能力開発と雇用管理研究会」協力『まるわかり サービス提供責任者の仕事術』を2010年5月に中央法規より刊行(予定)。
9.その他刊行物
・ 佐藤博樹・佐野嘉秀・木村琢磨・高橋康二・仁田道夫・堀田聰子編 『人材ビジネス研究:6年間を振り返って』 を2010年3月に刊行。
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