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タバコ産業の政治経済学
世界的展開と中国の現状
20世紀に世界を席巻したタバコ。本書は、19世紀末に近代的なシガレット産業がアメリカで誕生し、日本、中国、アフリカなどを巻き込んで世界に広がった過程をあとづける。そして、世界のタバコ消費の4割を占める中国における農業・産業・政策の現状を解明する。 |
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Chinese Politics and Foreign Policy under
Xi Jinping
The Future Political Trajectory
Edited By Arthur S. Ding, Jagannath P.
Panda
Copyright Year 2021
ISBN 9780367470289
Published November 24, 2020 by Routledge
Chapter 6
The Evolution of China’s Industrial Policy
and ‘Made in China 2025’
Tomoo Marukawa
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超大国・中国のゆくえ
4 経済大国化の軋みとインパクト
丸川 知雄, 梶谷 懐
ISBN978-4-13-034294-0, 発売日:2015年02月中旬, 判型:四六, 272頁
世界第二位の経済規模を誇り,経済超大国に向かって急速に台頭する中国.経済成長は持続するのか.国内にどのような軋みを抱え,海外にいかなるインパクトを及ぼしているのか.不確実性とダイナミズムに満ちた中国経済の実像に迫り,そのゆくえを展望する.
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층국 기업의 르네상스 (チュングッ キオプ ウィ ルネサンス)
大橋英夫 丸川知雄著 박겨문 パク ケムン訳 한울(ハヌル)
ISBN 978-89-460-5621-3 93320
2013年10月刊
2009年に刊行した大橋先生との共著の韓国語訳
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国分良成編『中国は、いま』岩波書店、2011年
丸川知雄「テクノ・ナショナリズムの衝突--レアアースをめぐる日中関係」
中国のいまを知るのに最良の一冊。緒方貞子、エズラ・ヴォーゲル、小林陽太郎、ジョセフ・ナイ、五百旗頭真、田中均といった著名人も、私のような無名人も寄稿しています。 |
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Sierk A. Horn and Adam R. Cross eds. Japanese Multinationals in China.
Routledge, 2010
T. Marukawa "Why Japanese Multinationals failed in the Chinese mobile
phone market: a comparative study of new product development in Japan and
China" pp.123-143
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Tamio Nakamura ed. East Asian Regionalism from a Legal Perspecticve: Current
features and a vision for the future. Routledge, 2009
Tomoo Marukawa "Regionalism and nationalism in the information technology industry: a comparison of East Asia and Europe" pp.25-42
社研での地域主義比較(CREP)の成果として出版された本です。私は移動通信技術における地域主義とナショナリズムについて論じました。 |
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Bernard Ganne and Yveline Lecler eds. Asian Industrial Clusters, Global
Competitiveness and New Policy Initiatives.
World Scientific, 2009
Tomoo Marukawa "The Emergence of Industrial Clusters in Wenzhou, China"
pp.213-238
2006年にリヨンで開かれたアジアの産業クラスターにかんするワークショップ提出論文を集めた論集です。私は中国・温州の産業集積について論じました。 |
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大橋英夫・丸川知雄『中国企業のルネサンス』(叢書★中国的問題群6)
岩波書店、2009年9月 177ページ 2200円+税
中国の企業の特徴を歴史を遡って明らかにしています。 中国政府の政策に則って作られた外資系企業の存在を指摘したことや、民営企業の様々なタイプ分けをしたところが、本書における私の主な貢献かと思います。
書評:川井伸一氏『アジア研究』第56巻、1・2号 |
この本で、上海フォルクスワーゲンの工場が、トヨタ九州の工場の4倍も贅沢だという衝撃の事実を明らかにしています。その解説はこちら |
丸屋豊二郎・丸川知雄・大原盛樹
『メイド・イン・シャンハイ』
岩波書店 2005年 B6判・上製・カバー・194頁
上海と、それを取り巻く浙江省、江蘇省の産業事情、消費、日系企業の進出などを、「高校生にもわかるように」(=岩波の編集者からの要望)解説しています。 |
『高等学校・新地理A(初訂版)』帝国書院、2008年より使用開始。(分担執筆) |
高校時代、地理は私にとって「ドル箱」でした。体調によって点数が安定しない国語に比べ、地理はいつでも好成績がとれました。地理は覚えることばかりで嫌だ、という人もいますが、私には地域にまつわる知識を覚えることはひたすら快楽に感じられました。
大学で地理学を専攻したわけでもなく(そもそも「地理」と名の付く授業をとったことさえなく)、地理学の業績もありませんが、地理教科書執筆の声がかかったのは、天が私を見ていてくれたのでしょう。この教科書で地理の楽しみが少しでも広まることを願っております。 |