2012年度の業績
(1)
学術書(単著,共著,編著,報告書,資料集など)
服部健治・丸川知雄編『日中関係史1972-2012 経済』東京大学出版会、20128月、xviii+346ページ。(うちV「第一章 概説」「第四章 食の安全問題」、「終章 中国の経済大国化と日中関係」247-256,273-278,333-342ページを分担執筆)

(2)

 a.レフェリー付き雑誌論文

「グローバリズムと地域研究――日本資本主義論争の教訓――」『アジア経済』Vol.53, No.4, 20126月、34-48ページ。

“Bilateral Trade and Trade Frictions between China and Japan, 1972-2012” Eurasian Geography and Economics, Vol.53, No.4, pp. 442-456.

 b. その他の雑誌論文

「省エネ型発展への転換は実現できるか――2012年政府活動報告の産業政策を読む」『日中経協ジャーナル』No.220, 20125月,12-15ページ。

「中国の国有企業――『問題』から『パワー』に転換したのか」『JRIレビュー』(日本総合研究所)Vol.3, No.4, 20133

c. 単行本への寄稿

「ボリュームゾーンの成長と企業戦略」渡辺利夫+21世紀政策研究所監修・大橋英夫編『変貌する中国経済と日系企業の役割』勁草書房、2012年、117-137ページ。

“The Compressed Development of the Renewable Energy Industry in China: The Case of Photovoltaics”, in Takahiro Sato ed. The BRICs as Regional Economic Powers in the Global Economy. Sapporo: Slavic Research Center, Hokkaido University, 2012, pp.113-128.

「イノベーション――キャッチアップ型とキャッチダウン型」公益社団法人日本経済研究センター編『中国の産業力 その実力と課題』日本経済研究センター、2013年、7-18ページ。

「どう見る中国経済の行方と日本(パネル討論)」天児慧編『日中「歴史の変わり目」を展望する 日中関係再考』勁草書房、2013年、234-259ページ。

“The rise of mass capitalism in China”, in Nobuharu Yokokawa, Jayati Ghosh, and Robert Rowthorn eds. Industrialization of China and India: Their Impacts on the World Economy. Abington: Routledge, 2013, pp.132-150.

(3)その他(研究ノート等,書評、翻訳、その他)計26

「現代世界の貿易と経済圏」「東アジア」『新詳地理B』(高等学校教科書)帝国書院、2012年、153-158ページ、228-242ページ。

「現代世界の貿易と経済圏」「東アジア」『新詳地理B教授資料』帝国書院、2013年、184-290ページ、261-280ページ。

「『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』」東京大学新聞社編『東大教師 青春の一冊』信山社、2013年、251-253ページ。

「中国を歩く、世界をみる ③世界の『斜都』」『書斎の窓』No.613,20124月号,29-33ページ。

「『ブラック魔王』になるな」『国際貿易』No.1973, 2012410日、1面。

「倫理的な問いに答える真摯な現代中国論:梶谷懐『「壁と卵」の現代中国論』」『東方』No.375, 20125, 18-21ページ。

「中国を歩く、世界をみる ④世界の『斜都』・日本編」『書斎の窓』No.614,20125月号,30-34ページ。

「レアアース輸出制限」『国際貿易』No.1977, 2012515日、1面。
「中国を歩く、世界をみる ⑤羞恥心と太陽」『書斎の窓』No.615, 20126月号、39-42ページ。

「要素価格均等化」『国際貿易』No.1981,2012612日、1面。

「中国を歩く、世界をみる ⑥本物とニセ物」『書斎の窓』No.616, 20127-8月号、37-41ページ。

「景気減速と失業」『国際貿易』No.1985,2012717日、1面。

「中国を歩く、世界をみる ⑦日本茶は青かった」『書斎の窓』No.617, 20129月号、22-26ページ。
「発展途上国のキャッチダウン型イノベーションと日本企業の対応--中国の電動自転車と唐沢製作所」RIETIディスカッション・ペーパー・シリーズ 12-J-02920128月(駒形哲哉氏と共著)
"The Compressed Development of China's Photovoltaic Industry and the Rise of Suntech Power" RIETI Discussion Paper Series 12-E-051, August 2012.
「産業政策の活発化」『国際貿易』No.1989, 2012814日、1面。
「艶照門」『国際貿易』No.1993, 2012918日、1面。
「車が多すぎる」『国際貿易』No.1997, 20121023日、1面。
「対中ODAが必要な理由とは」時事通信社e-World,20121024
「中国を歩く、世界をみる ⑧ハワイのなりたち」『書斎の窓』No.618, 201210月号、33-37ページ。

「中国を歩く、世界をみる ⑨お酒の工場には隠し事がある」『書斎の窓』No.619, 201211月号、32-36ページ。

「太陽電池産業の危機」『国際貿易』No.2001,20121127日、1面。

「中国を歩く、世界をみる ⑩空港のしくみ」『書斎の窓』No.620, 201212月号、31-35ページ。

「日中経済関係の現状と将来――生活のなかから考える(要約)」『移山』(横浜日本中国友好協会)第114号、20131

 “Japan and China can ill afford to be at loggerheads”Discuss Japan, Japan Foreign Policy Forum, http://www.japanpolicyforum.jp/en/archive/no13/000441.html, March 2013

 “日中両国哪有閑工夫去搞争端Discuss Japan, 日本外交政策論壇20133月 http://www.japanpolicyforum.jp/ch/archive/no13/000440.html

”’Guerrilla’ Mobile Phones in China”, Social Science Japan, No.48, March 2013.