丸川知雄
丸川知雄(まるかわ ともお、1964年10月18日-)は、日本の経済学者(中国産業経済)。東京大学経済学部卒。東京大学社会科学研究所教授。 アジア経済研究所研究員、東京大学社会科学研究所助教授を歴任した。 来歴 1964年10月18日、東京都にて生まれた。1983年、北海道立札幌南高校を卒業した。東京大学に進学し、経済学部で学んだ。1987年、アジア経済研究所に入所し、主に中国の調査研究に従事する。1991年から1993年にかけて同研究所の海外派遣の制度によって中国社会科学院工業経済研究所で客員研究員として滞在した。2001年、東京大学社会科学研究所にて助教授となった。2003年、『シリーズ現代中国経済 第3巻 労働市場の地殻変動』により、第19回大平正芳記念賞を受賞した。2007年、東京大学社会科学研究所にて教授に昇任した。 略歴 1964年-東京都にて誕生。 1983年-北海道立札幌南高校卒業。 1987年-東京大学経済学部卒業。 1987年-アジア経済研究所入所。 2001年-東京大学社会科学研究所助教授。 2007年-東京大学社会科学研究所教授。 賞歴 2003年-大平正芳記念賞 著作 単著 ・『市場発生のダイナミクス 移行期の中国経済』(1999年、日本貿易振興会アジア経済研究所)ISBN4-258-05098-9 ・『シリーズ現代中国経済3 労働市場の地殻変動』(2002年、名古屋大学出版会)ISBN4-8158-0443-5 ・『現代中国の産業 勃興する中国企業の強さと脆さ』中公新書、2007年 ISBN978-4-12-101897-7 ・『 「中国なし」で生活できるか 貿易から読み解く日中関係の真実』(2009年、PHP研究所) ISBN 978-4-569-77385-8 ・『チャイニーズ・ドリーム 大衆資本主義が世界を変える』ちくま新書、2013年 ISBN-13: 978-4480067166 ・『現代中国経済』(2013年、有斐閣)ISBN 978-4-641-22007-2 共著 ・『叢書・中国的問題群6 中国企業のルネサンス』大橋英夫共著(2009年、岩波書店)ISBN978-4-00-028256-7 ・『超大国・中国のゆくえ 4 経済大国化の軋みとインパクト』丸川知雄共著(2015年、東京大学出版会)ISBN 4130342940 編著 ・『移行期中国の産業政策』(2000年、日本貿易振興会アジア経済研究所) ・『中国産業ハンドブック』(2000、2003、2006、2007年、蒼蒼社) ・『中国企業の所有と経営』(2002年、日本貿易振興会アジア経済研究所) ・『グローバル競争時代の中国自動車産業』高山勇一共編著(2004年、蒼蒼社)『同 新版』(2005年、蒼蒼社) ・『地域振興における自動車・同部品産業の役割』小林英夫共編著(2007年、社会評論社)ISBN978-4-7845-0874-7 ・『中国発・多国籍企業』中川涼司共編著(2008年、同友館)ISBN: 9784496044892 ・『現代アジア研究3 政策』武田康裕・厳善平共編著(2008年、慶應義塾大学出版会) ・『中国の産業集積の探求』(2009年、東京大学社会科学研究所) ・『携帯電話産業の進化プロセス 日本はなぜ孤立したのか』安本雅典共編著(2010年、有斐閣)ISBN-13: 978-4641163553 ・『日中関係史1972-2012Ⅱ 経済』服部健治共編著(2012年、東京大学出版会)ISBN978-4-13-023062-9 ・『東大塾 社会人のための現代中国講義』高原明生・伊藤亜聖共編著(2014年、東京大学出版会)ISBN978-4-13-033071-8 外部リンク Tomoo Marukawa 丸川知雄 -公式ホームページ 研究スタッフ 丸川知雄(Marukawa Tomoo) -丸川を紹介する東京大学社会科学研究所のページ |