2019年度 東京大学教養学部 政治経済学
東京大学駒場キャンパス5号館521

 授業の注意、成績のつけ方、レポートの提出に関しては、第1回のPPTを見てください。


第1回 9月27日 イントロダクション PPT
    第1章 ヘーゲルの歴史哲学  文献:ヘーゲル『歴史哲学講義』

第2回 10月4日 第2章 マルクスの唯物史観 PPT
 1.マルクスの歩み 2.唯物史観の「公式」 3.ヘーゲルとの比較 4.弁証法と階級闘争史観 5.資本主義社会の生産様式ー『資本論』の分析(途中) 

第3回 10月11日 第2章 マルクスの唯物史観
5.資本主義社会の生産様式 6.エレベーター史観と未開社会

第4回 10月18日 第3章 日本史と歴史観
1.日本資本主義論争の経緯 2.宇野弘蔵の三段階論 3.日本の人口と生産力(途中)
 日本資本主義論争のところで、コミンテルンの日本革命に関する指示に関して説明が大変混乱してしまいました。改めて確認の上、このように訂正します。

第5回 10月25日
第3章 日本史と歴史観
3.日本の人口と生産力(つづき)  PPT
第4章 従属理論と世界システム論
1.プレビッシュ=シンガーの命題 
2.従属理論 PPT

第6回 11月1日
2.従属理論
3.世界システム論
4.世界資本主義論

第7回 11月8日
第5章 アジアとヨーロッパの大分岐(と大収斂) PPT
1.リオリエント

第8回 11月29日 PPT
2.大分岐
3.大収斂

第9回 12月6日
第6章 国民国家の経済発展
1.リストの国民経済学
2.ハジュン・チャンの新リスト主義
3.ロストウの経済成長段階論

第10回 12月13日
3.ロストウ  PPT
4.赤松要の雁行形態論
5.ガーシェンクロンの後発国成長論

第7章 国家と経済発展
1.ノースの制度決定論

第11回 12月20日
2.アセモグル&ロビンソンの制度二分論
3.フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」
4.文明史論と「文明の衝突」

第12回 12月27日
第8章 自然環境と歴史
1.文明の生態史観
2.地形、動植物と歴史
3.地形の違い

第13回 1月10日
終章 統合と自立
1.統合から自立へ:ヘーゲルとマルクス
2.エレベーター史観の誕生:プレハーノフとレーニン
3.エレベーター史観の適用:日本資本主義論争
4.ルイスによる農村問題の分析
5.自立化の理論
6.国家の役割
7.世界システムの支配
8.今日の統合と自立

1月24日、定期試験を実施し、その採点を1月30日に行いました。
試験問題と解答例、採点結果をまとめたものを東京大学ITC-LMSに掲載しましたので、受講生の方はご覧ください。