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スタッフ

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黒川すみれ(KUROKAWA Sumire)

所属部門 社会調査・データアーカイブ研究センター 特任助教
専門分野 計量社会学,労働社会学,社会調査法
e-mail kurokawa.sumireiss.u-tokyo.ac.jp

経歴

2020年4月 - 東京大学社会科学研究所 附属社会調査・データアーカイブ研究センター 特任助教

研究テーマ

1女性のキャリア研究
Women's occupational career
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(JLPS)などのパネルデータや、ライフヒストリーカレンダー形式で収集された職歴データの系列分析を行っている.女性の多様なキャリアパターンを記述する方法としての系列分析の有効性を議論するとともに、職業経歴が現在の就業行動や意識に及ぼす影響について研究を行っている.
2女性の就業行動と就業支援政策
Female labor and employment support for non-regular workers
2015年に制定された女性活躍推進法を中心に、女性の積極採用や正社員登用など、女性が能力を発揮できる職場環境や制度の配備がすすめられている.キャリアアップを重点的に進めるべき対象として、正社員として働きたくても働けない非正社員である所謂「不本意非正規労働者」に着目し、不本意非正規労働の実態を明らかにすることを通して、就業支援政策へのインプリケーションの導出にむけて取り組んでいる.
3社会意識の形成メカニズム
Mechanism of forming social consciousness
大規模調査データを用いて、社会不公平感や幸福感などの社会意識の形成メカニズムを研究している.近年は、意識に影響を及ぼす要因として特に過去の経験に着目し、過去の経験や経歴が現在の意識にまで影響する可能性について検討している.

主要業績

  • 「社会の公平評価はいかにして行われるか―不公平感のミクロ―マクロリンクと所得格差の展望から―」『人間文化創成科学論叢』18巻,2016年3月,pp.109-117.
  • 「社会不公平感の形成における収入比較メカニズム―相対的剥奪指数を用いた分析から―」『年報社会学論集』29巻,2016年7月,pp.68-79.
  • 「女性活躍推進と不本意非正規労働」『東京女子大学社会学年報』8巻,2020年3月,pp.1-16.
  • 「職場や働き方をめぐる個別労働紛争の男女比較分析」『Civil Justice Research Project Discussion Paper Series 超高齢社会における紛争経験と司法政策』No.23, 2021年3月,pp.1-11.