リヨン--光のまち Lyon, La Ville de lumiere

2005年12月、1ヶ月間リヨンに滞在しました。
ちょうどこの期間に光祭り(Fete de lumiere)が毎年開催されます。疫病大流行の時、人々が蝋燭を家につけて疫病が街に入ってこないよう祈ったという伝説に基づいて開催される催しで、ヨーロッパ各地やアメリカから観光客が押し寄せます。
光祭は何をするかと言えば、要は町中を電灯や蝋燭でライトアップします。暗くて寒い季節にわざわざ見に来るほどのものかとも思いますが、期せずして居合わせたのはラッキーだったと言えましょう。
絹織物業者(Canut)たちが活動していた旧市街はこんな風に急な坂を道が入り組んでいて、風情があります。雨でも織物を濡らさずに運べるようにビルのなかに抜け道(Traboule)ができています。
市の中心部は川と川が合流する半分中洲のような地形であることから、「ほとんど島」Presqu'ilsという面白い地名で呼ばれています。
そのまた中心のジャコバン広場(Place des Jacobins)がにて。
「ほとんど島」からやや新しい市街の方へ川を越えていくと、大学が集まった場所があります。写真はリヨン第2大学だったか第3大学だったかどちらかです。