研究スタッフ

藤原翔 (FUJIHARA Sho)

2016-05-13 更新

所属部門 附属社会調査・データアーカイブ研究センター(計量社会研究分野) 准教授
専門分野 社会階層論
e-mail sho.fujihara@iss.u-tokyo.ac.jp

経歴

2013年4月-2016年3月 東京大学社会科学研究所准教授(社会調査研究分野)
2016年4月- 東京大学社会科学研究所准教授(計量社会研究分野)

2015年度以降の業績

学術書

  1. 『格差社会の中の高校生: 家族・学校・進路選択』(中澤渉との共編著)勁草書房,2015年9月.
  2. 『計量社会学入門:社会をデータでよむ』(数理社会学会監修,筒井淳也・神林博史・長松奈美江・渡邉大輔との共編著)世界思想社,2015年12月.

学術論文

  1. Fujihara, Sho and Hiroshi Ishida. 2016. "The Absolute and Relative Values of Education and the Inequality of Educational Opportunity: Trends in Access to Education in Postwar Japan," Research in Social Stratification and Mobility 43:25–37. doi:10.1016/j.rssm.2016.03.001.
  2. 「教育意識の個人間の差異と個人内の変化———「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)データを用いた分析」」『社会と調査』15:40-47.

その他

  1. 「高校生の進路選択へのアプローチ:「高校生と母親調査,2012」の目的,設計,分析」中澤渉・藤原翔編.2015.『格差社会の中の高校生: 家族・学校・進路選択』勁草書房,1-17.
  2. 「進学率の上昇は進路希望の社会経済格差を縮小させたのか:2002年と2012年の比較分析」中澤渉・藤原翔編.2015.『格差社会の中の高校生: 家族・学校・進路選択』勁草書房,21-36.
  3. 「第4章 教育の社会学」数理社会学会監修,筒井淳也・神林博史・長松奈美江・渡邉大輔・藤原翔編.2015.『計量社会学入門:社会をデータでよむ』世界思想社,64-75.
  4. 「付録1 計量分析の応用的手法」数理社会学会監修,筒井淳也・神林博史・長松奈美江・渡邉大輔・藤原翔編.2015.『計量社会学入門:社会をデータでよむ』世界思想社,222-239.
  5. 「教育意識の基礎的パネルデータ分析」『東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクトディスカッションペーパーシリーズ』92:1-12.
  6. 「パネル調査から見る非認知的スキル、仕事の負担、結婚に影響する意識、資産の不平等――「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2015」の結果から」(石田浩・有田伸・小川和孝との共著)『東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクトディスカッションペーパーシリーズ』94:1-22.

2014年度までの主要業績

  1. 「高校選択における相対的リスク回避仮説と学歴下降回避仮説の検証」『教育社会学研究』91,2012年11月,pp.29–49.
  2. 「きょうだい構成と地位達成——きょうだいデータに対するマルチレベル分析による検討」『ソシオロジ』174,2012年7月,pp.41–57.
  3. “Class Awareness in Japan and the U.S.: Expansion and Stability.”(Toru Kikkawaと共著) Sociological Theory and Methods 27(2),2012年9月,pp.205–224.
  4. 「LZ命題」「FJH命題」「絶対移動/相対移動」「ユニディフ・モデル」「クロス表」「対数乗法モデル」「対数線形モデル」担当.見田宗介編集顧問,大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一編『現代社会学事典』弘文堂,2012年12月.
  5. 「社会階層と教育研究の動向と課題」(平沢和司・古田和久と共著)『教育社会学研究』93,2013年11月,pp.151-191.
  6. 「カテゴリカル・制限従属変数に対する回帰モデル」小杉考司・清水裕士編『M-plusとRによる構造方程式モデリング入門』北大路書房,2014年1月,pp.134-150.
  7. 「選択肢特性が高校生の職業期待に与える影響:条件付きロジットモデルによる分析」東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター編『高校生の進路意識の形成とその母親の教育的態度との関連性』2014年5月,pp.39-56.
  8. 「「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2013」からわかる若年・壮年者の希望・仕事・喫煙」(石田浩・有田伸・朝井友紀子と共著)『中央調査報』No.680,2014年6月,pp.1-9.
  9. 「書評 竹ノ下弘久著 『仕事と不平等の社会学』弘文堂」『理論と方法』56,2014年11月,pp.377-380.
  10. 「パネル調査から見る満足度、希望と社会活動「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2014」の結果から」(石田浩・有田伸・朝井友紀子と共著)『東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクトディスカッションペーパーシリーズ』85,2015年2月.
  11. 「親の教育意識の類型と子どもに対する教育期待:潜在クラスモデルによるアプローチ」教育・社会階層・社会移動調査研究会(研究代表者 中村高康)『平成23~26年度科学研究費補助金基盤研究(A)全国無作為抽出調査による『教育体験と社会階層の関連性』に関する実証的研究 研究成果報告書』2015年3月,pp.55-68.
  12. “An Empirical Test of Relative Risk Aversion Hypothesis: Occupational and Educational Expectations of Japanese High School Students.” In Social Inequality, Social Institutions, and Mobility Regimes, edited by Yoshimichi Sato. 2015年3月.

今後の研究テーマ

(1) 教育機会の不平等の長期トレンド
SSM調査や社研パネル調査などの大規模社会調査データを用いて,教育機会の不平等の長期趨勢を,日本の高等教育政策や時代によって変化しうる教育の相対的な価値と関連づけながら検討している。
(2) 教育選択のメカニズム
教育選択のメカニズムに関する実証研究を行っている。具体的には,合理的選択理論に基づき,中学生や高校生およびその親がそれぞれの選択肢に伴う便益,負担,成功の見込みの評価をもとに教育期待や職業期待を形成する過程をモデル化し,計量分析を行っている。またこれらの選択肢に対する評価が生徒の社会経済的背景とどのように関連しているのかについても分析を行い,社会経済的背景によって教育選択が異なるメカニズムを明らかにすることを試みている。現在はこれらをパネル調査から検証しようと試みている
(3) パネル調査データを用いた社会学的研究
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(JLPS)データを用いて、教育に関する意識や子どもに対する教育投資・教育期待についての因果分析を行っている。
(4) 職業的地位尺度の開発
就業構造基本調査データを用いて,職業的地位尺度の開発を行っている。職業による教育水準や所得水準から社会経済的指標(socio economic index)を,夫婦の職業の連関から社会的地位尺度(social status scale)を構築した。

2016年度の教育活動

東京大学大学院 人文社会系研究科 「社会階層論」
東京大学 教育学部 「教育社会学調査実習Ⅰ・Ⅲ」
「教育社会学調査実習Ⅱ・Ⅳ」
東京大学 文学部 「社会調査法」
総務省統計研修所 「統計基本課程 社会分析」 講師
「本科 社会分析」 講師
「統計専門課程 統計解析ソフトRで学ぶミクロデータ利用法」 講師

東京大学 社会科学研究所

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