「書き直される中国近現代史(その7)」平成26年冬学期

2014年度冬学期・ASNET講義「書き直される中国近現代史(その七) 日中戦争研究の多元的展開--視角・方法・記憶--」が下記の日程、内容で開講されます。

 

科目名:08C321615特殊講義

 「アジア太平洋の国際関係」(教養学部教養学科総合社会科学分科)

 「国際社会科学特別講義」(大学院総合文化研究科国際社会科学専攻)

 

 今年で第七回を数える「書き直される中国近現代史」では、昨今研究の進展が著しい日中戦争(1937--1945)をめぐる歴史を取り上げたい。この分野は、歴史認識問題でとりあげられるだけでなく、実証研究の面でもつとに注目されている。そこでは、政治外交史や国際政治的な研究だけでなく、経済史、社会史、農村史、メディア史、文化史、地域史、帝国史、植民地史など多様な分野で展開している。この講座では、このような多様な展開を見せる日中戦争史研究の現状を、限られた回数の中で紹介することを目標とする。内容がやや専門的になることもあるが、研究の最前線に触れて欲しい。

 

109日(木)第一回 岩谷(防衛省防衛研究所)・川島真(東京大学)

     「ガイダンス」(川島真)

     「盧溝橋から真珠湾へ--日中戦争概観−」(岩谷將)

1016日(木)第二回 田嶋信雄(成城大学)

     「ドイツから見る満洲国・日中戦争」

1023日(木)第三回 加藤陽子(東京大学)

     「何故日本は戦争しなければならなかったのか」

1030日(木)第四回 村田雄二郎(東京大学)

     「国共両党にとっての日中戦争--辺境問題から-

116日(木) 第五回 相澤 淳(防衛省防衛研究所)

     「日中戦争と海軍」

1113日(木)第六回 川島真(東京大学)

     「『蔣介石日記』に見る日中戦争」

1120日(木)第七回 白戸健一郎(日本学術振興会)

     「メディア戦からみる日中戦争と満洲国」

1127日(木)第八回 笹川裕史(上智大学)

     「中国の農村社会から見る日中戦争」

124日(木)第九回 石井弓(東京大学)

     「中国の農村から見る戦争の記憶」

1211日(木)第十回 庄司潤一郎(防衛省防衛研究所)

     「日中歴史認識問題」

1218日(木)第十二回 劉傑(早稲田大学)

     「漢奸裁判」

115日(木)第十三回 日暮吉延(帝京大学)(交渉中)

     「東京裁判をいかに捉えるか」


(更新日:2014年8月15日)