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◆◇◆2006年度研究実績◆◇◆

研究テーマ別に複数の調査研究プロジェクトを設け、各プロジェクトについて、担当の委員が調査研究を進めた。2006年度の調査研究プロジェクト(今年度に活動や成果があったもの)の活動および刊行物としての成果は以下のとおり。なお、担当委員の肩書きは2007年3月31日現在のものである。

研究会・作業部会などの開催状況は活動状況をご参照。


1.生産現場における人材活用と人材ビジネスに関する研究

担当:佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所客員助教授)、藤本真(労働政策研究・研修機構研究員)、木村琢磨(ビジネス・ブレークスルー大学院大学ティーチングアシスタント)、山路崇正(東京大学大学院)

【活動】ワークショップを開催(5月16日)。

【刊行物】
・ 佐藤博樹・佐野嘉秀・藤本真・木村琢磨『生産現場における外部人材の活用と人材ビジネス(3)-事例調査編-』東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門研究シリーズNo.8,2006年7月.
・ 佐野嘉秀「生産分野における若年層の請負・派遣スタッフのキャリア」『月刊労働調査』,2006年9月号,労働調査協議会,2006年9月,4-11頁.
・ 佐藤博樹「外部人材なしでは日本の製造業は成り立たない:ものづくり支援サービスの特徴に即した契約の選択を」『リスクマネジメントTODAY』39号,リスクマネジメント協会,2006年11月,14-15頁.
【学会・研究会報告】
・ 佐野嘉秀「生産現場における人材活用と人材ビジネスの動向」(デュースブルグ・エッセン大学での報告)International Research-Workshop"The Modern Turn in Governance: Understanding Institutions, Actors, and Cognitive Patterns in East Asia",ドイツ・デュースブルグ,2006年4月3日.
・ 佐藤博樹「人材ビジネスの社会的機能と課題について」(報告)公明党新成長戦略ビジョン小委員会,東京,2006年4月28日.
・ 佐藤博樹「パネルディスカッション:生産請負ビジネスの未来」(コーディネーター)社団法人生産技能労務協会,東京,2006年5月24日.
・ 佐藤博樹「格差と多様化そして新しいキャリア形成」(報告)日本経団連雇用委員会での報告,東京,2006年7月31日.

2.製品設計分野の人材ビジネスと外部人材活用に関する研究

担当:佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所客員助教授)、鹿生治行(山形大学大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー講師)

【活動】インタビュー調査を実施。ワークショップを開催(9月22日)。

3.派遣企業の事業戦略と人事管理に関する研究

担当:高橋康二(東京大学大学院・麗澤大学外国語学部非常勤講師)、木村琢磨(ビジネス・ブレークスルー大学院大学ティーチングアシスタント)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)

【刊行物】
・ 佐藤博樹・高橋康二・木村琢磨『登録型人材派遣企業の経営戦略と人的資源管理』東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門研究シリーズNo.10,2007年3月.(下記4の成果も兼ねる)

【学会・研究会報告】
・ 高橋康二「人材派遣業のグローバル化について考える」(マンチェスター大学での報告)The Globalization of Temporary Staffing Workshop,イギリス・マンチェスター,2006年9月5日

4.企業グループ内人材ビジネス企業の役割に関する研究

担当:高橋康二(東京大学大学院・麗澤大学外国語学部非常勤講師)

【活動】部門成果報告会にて報告(10月31日)。

【刊行物】
・ 佐藤博樹・高橋康二・木村琢磨『登録型人材派遣企業の経営戦略と人的資源管理』東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門研究シリーズNo.10,2007年3月.(上記3の成果も兼ねる)

5.派遣スタッフの働き方と意識に関する研究

担当:島貫智行(一橋大学大学院)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所客員助教授)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所助手)

【活動】部門成果報告会にて報告(10月31日)。ワークショップを開催(1月23日)。

【刊行物】
・ 佐藤博樹・高橋康二・島貫智行『派遣スタッフの就業意識・働き方と人事管理の課題』東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門研究シリーズNo.9,2006年10月.

6.訪問介護職の能力開発と雇用管理に関する研究

担当:大木栄一(職業能力開発総合大学校助教授)、佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所助手)

【活動】アンケート調査およびインタビュー調査を実施。意見交換会を開催(10月18日)

【刊行物】
・ 堀田聰子「これからのホームヘルパーに求められる役割」『おはよう21』,第17巻第7号,中央法規出版,2006年5月,43頁.
・ 佐藤博樹・大木栄一・堀田聰子『ヘルパーの能力開発と雇用管理 職場定着と能力発揮に向けて』勁草書房,2006年9月.
・ 堀田聰子「魅力ある職場環境が重要 具体化がどこまで進むか」『介護保険情報』,2006年9月号,社会保険研究所,2006年9月,16-17頁.
・ 堀田聰子「訪問介護職の働く実態と課題−定着と能力開発促進に向けて」『LRL』13号,全労済協会,2006年10月,27-30頁.
・ 堀田聰子「ヘルパーの能力開発とサービス提供責任者の役割」『地域ケアリング』第9巻第3号,北隆館,2007年2月,12-18頁.
【学会・研究会報告】
・ 堀田聰子「介護福祉士資格のあり方とサービス提供責任者の役割」(報告)厚生労働省社会・援護局介護福祉士のあり方及びその養成プロセスの見直し等に関する検討会,東京,2006年4月10日.
・ 堀田聰子「訪問介護職にとって魅力ある職場づくりのために−能力開発と雇用管理の取組み−」(報告)介護労働安定センター第13回介護労働シンポジウムにおけるパネルディスカッション,東京,2006年10月23日.
・ 堀田聰子・佐藤博樹・大木栄一「ヘルパーのキャリア形成支援のために:定着促進と中核ヘルパーの意欲向上」(報告)日本キャリアデザイン学会第3回研究大会,京都,2006年10月28日.

7.コールセンターの人事管理に関する研究

担当:仁田道夫(東京大学社会科学研究所教授)、前浦穂高(立教大学経済学部助手)、中道麻子(早稲田大学大学院)

【活動】部門成果報告会にて報告(10月31日)。アンケート調査およびインタビュー調査を実施。アンケート調査の第一次報告をホームページで公開(3月)。

【刊行物】
・ 仁田道夫「急拡大する「コールセンター」高い離職率をどう下げるか」『エコノミスト』,2006年9月5日号,毎日新聞社,2006年9月,76-79頁.

8.米英人材ビジネス企業の事業戦略と人事管理に関する研究

担当:佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所客員助教授)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所助手)

【活動】インタビュー調査を実施。

9.日本の人材ビジネスの機能と構造に関する総合的研究

担当:佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、阿部正浩(獨協大学経済学部助教授)、今野浩一郎(学習院大学経済学部教授)、佐野哲(法政大学経営学部教授)、佐野嘉秀(東京大学社会科学研究所客員助教授)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所助手)

【活動】部門成果報告会にて報告(10月31日)。アンケート調査を実施。

【刊行物】
・ 佐藤博樹・佐野嘉秀編『人材ビジネスの現状と展望(2)−「第2回人材ビジネスの市場と経営に関する総合実態調査」集計結果−』東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門資料シリーズNo.3,2007年3月.

10.大学文系インターンシップの活性化に関する研究

担当:佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)、堀有喜衣(労働政策研究・研修機構研究員)、堀田聰子(東京大学社会科学研究所助手)

【刊行物】
・ 佐藤博樹「インターンシップの現状と課題」『連載コラム 人を創る』,第19回,サイバックス株式会社,2006年8月.
・ 佐藤博樹・堀有喜衣・堀田聰子『人材育成としてのインターンシップ−キャリア教育と社員教育のために−』労働新聞社,2006年10月.

11.その他の刊行物

・ 佐藤博樹「多様な人材活用の未来」『DBM REPORT』,Vol.11,日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社,2006年7月,22-25頁.
・ 高橋康二著/人材ビジネス研究寄付研究部門監修『労働者派遣事業の動向−「労働者派遣事業報告書集計結果」に基づく時系列データ』 東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付部門資料シリーズNo.2,労働新聞社,2006年8月.
・ 佐藤博樹「求められるユーザー企業の選択責任」『月刊人材ビジネス』243号,株式会社オピニオン,2006年10月,11頁.
・ 佐藤博樹「人材ビジネスの社会的機能と課題:雇用創出機会とキャリア形成支援」樋口美雄・財務省財務総合政策研究所編集『転換期の雇用・能力開発支援の経済政策』日本評論社,2006年12月,27-54頁.


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