2010年4月から東京大学社会科学研究所の新しい全所的プロジェクトが始まりました。

 ガバナンスをめぐる議論には、こんにちの世界と日本がかかえる課題が凝縮しています。この研究は次の2つの視角を重視します。
 多層で多様なガバナンスの分析と総合:生活保障、ローカル・ガバナンス、市場・企業などの組織やシステムについて、それぞれのガバナンスを固有の構造・文脈にそくして分析する必要があります。同時にこの研究は、多様なガバナンス論に共通する関心や相互の補完性を問い直し、総合していきます。
 なぜガバナンスという問題設定なのか:ガバナンス論の多発的な展開は、何を意味するでしょうか。既存のガバナンス論は、それぞれの問題設定の意義に十分に自覚的であったでしょうか。この研究は、ガバナンスという問題設定を招来した要因とともに、その有効性を問い直します。
 法学・政治学・経済学・社会学などの領域横断的に研究を進め、現代社会の課題に対処する適切なガバナンスを展望し、さらに創造的な理論化に貢献することをめざします。

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  • 202年12月に開催しました第3回臨時セミナー「復興元年を総括する ― 持続可能な社会の条件」(GCOEと共催)にもとづき、萩原久美子・皆川満寿美・大沢真理編『復興を取り戻す ― 発信する東北の女たち』(岩波書店)を刊行いたしました。(2013年5月10日 14:13)
  • 2013年5月21日(火)に国際シンポジウム"Reconsidering Governance"を開催します。詳細はこちら(日本語ページはこちら)をご覧ください。
    (2013年3月29日 11:52)
  • 東アジア諸国・地域の人口動態、労働市場と労使関係、社会保障制度に関する基本的なデータを収録した「東アジア雇用保障資料データ集」を公開しました。
    (2012年12月 5日 11:13)

セミナーのご案内

2013.04.25 第34回プロジェクトセミナー [終了]
「近代日本のローカル・ガバナンス」
報告者:五百籏頭薫氏(東京大学社会科学研究所)
2013.03.19 第33回プロジェクトセミナー [終了]
「ガバナンスにおける『正統性』の諸相」
報告者:藤谷武史氏(東京大学社会科学研究所)
2013.02.19 第32回プロジェクトセミナー [終了]
「都市のガバナンスとコモンズ ――法社会学の視点から」
報告者:高村 学人氏(立命館大学政策科学部)
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